幻想小説

第三章・・・戦いの円舞曲・・・

芝原とエドそして芝原妹が機体に搭乗し、NPCを迎え撃つ準備は整った
人それぞれの思惑が交差し、戦いの合図を告げるのはそう時間がかからなかった

警報が鳴り響く
『総員第一級戦闘配備!繰り返す第一級戦闘配備!』
その警報によって皆が同じ方向を見る
実際は蒼いはずの空に無数の機体が並んでいる
その数は目視で何万機もいるように見える
芝原は全通信回線を開く
「全機、死ぬ事は許さん無理はするな、だがこの戦争に地球の命運がかかっている!敵の侵略を許すな!!」
言葉は皆の不安を取り除くのには十分だったようだ(単純なのかな・・・)
そして皆は戦闘を開始した

**視点は宇宙に戻る**
「アニキsの容態は?」
そんな言葉を発したのは紅の君主、ランスである
「大丈夫だそうです」
その報告を聞いたランスは少し嬉しそうな顔をする
しかし。その顔もスグに消えうせる
「通信がきました、全国家対応の暗号通信です」
通信兵が叫んでランスが聞く
「なんてかいてある?」
通信兵は素直に読み上げる
「宴は始まった・・・だそうです」
ランスは厳しい表情になり、気が付いたように
「戦いが始まったのなら、通信送る余裕はないはず、一体誰が・・・・」
その言葉を聞いてか否か通信兵が口を開いた
「暗号文の最後に【by.陽気な死神】とかかれておりますが・・・」
その言葉を聞いたランスは満足したような顔になる
(たしかに、戦いを宴というふうに楽しむのはあの人しかいないか)
そう考えたのは一瞬ですぐにかききえた・・・いや・・ランスは自分でかき消した
そして、声を上げる「全艦全速で地球に進め!」

**また地球に視点が行く**

さまざまなビームが飛び交う中それを上空より冷静に観察するものがいる
傭兵と呼ばれるものたちである
傭兵もこの作戦に手を貸していた
(ころあいか・・・)傭兵達が動き出す
そう、傭兵は奇襲を狙っていた
それが成功するかはわからないが信じるしかない

  さて、話は戦場の前線にもどり

「ちぃ・・・」そんな言葉を発したのは芝原である
「急ぎ、ストライク二号機の準備をしろ!エネルギー切れだ」
「了解」
そして芝原は基地への交信のあと全機へと通信を開く
「私の軍勢とエドsの部隊は退け、ヤマトsと妹の部隊は前へ出ろ」
「「「了解」」」
その命令により引くものと前へ出るものがすれ違っていく
芝sとヤマトが自分の部隊へ向け通信を開く
「全機、敵の進軍を許すな!勝ったら皆で宴会だー!」
そのことばは全く同じでシンクロしているようだった事は誰も知らないだろう
そして皆戦闘を始める
明日への希望へ向かって


さて、視点は傭兵に行って

「そろそろ我等も降下を開始する、後は予定通りに・・・」
そう通信機から言葉が発せられる
「わかってますよ」
そう答えて通信を切る
「よし、皆!そろそろ宴へ参加するぞ!」
「「「おおおおお!」」」
「全員機体へのりこみ合図を待て」
その言葉により皆がそれぞれの機体へと搭乗する
・・・・沈黙・・・・・・
そして一筋の光が見えた
次の瞬間傭兵全員が降下する
それぞれの機体に装着されている武器を乱射しながら

辺りは乱戦・・・・
そんな中目覚しい活躍をしている機体がある
芝原達だ
「ちぃ、やっぱ数が多すぎる」
そんな言葉を発したのはエドだった
「まだだ、まだあきらめるな!もうすぐ宇宙からの援軍がくる」
答えたのは芝原
そうこうしているうちに通信が入る
「そうだよ君達諦めてはいけないな〜こうしてきてやったんだから」
その声を聞き芝原は安心感と驚きが混じったような声で言う
「その声はあにきs!」
そしてまた新たな通信が入る
「紅、蒼の宇宙軍ただいま到着〜」

三章終わり

★あとがき★
いや〜最近ネタが浮ばなくてご無沙汰でしたが久々の四話ですw
でもこっから五話につなげれるのか心配ですw
また、更新遅れそうですがそれでも気にしない方はよろしくおねがいしますねw

PS.
ガタガタですねw話の内容wま、そこらへんは気にしないでおこうと思います

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